― 解答・解説 ―    A群(真偽法)
【問題01〜05】 【問題06〜10】 【問題11〜15】 【問題16〜20】 【問題21〜25】
 ― 解答・解説 ―    B群(多肢択一法)
【問題01〜05】 【問題06〜10】 【問題11〜15】 【問題16〜20】 【問題21〜25】

【A群 問題16〜20】

問題16. 図に示す、はめあい記号の表示法は正しい。
[解答]
[解説] φ12の穴を基準としたはめあいを指示したもので、穴の寸法を φ12.000〜12.018(H7の寸法差は 0〜+0.018)とし、 この穴に、軸の寸法 φ12.000〜11.982(h6の寸法差は 0〜11.982)の軸をはめ込みます。 これは、すきまばめを指示したもので、最小すきまが 0 で、最大すきまが 0.036 となるはめあいです。

問題17. 機械部品、構造部材の面の肌は、除去加工の要否、表面粗さ、加工方法、筋目方向、表面のうねりを、図面に必ず指示しなければならない。
[解答]
[解説] 機械部品や構造部材等の面の肌を指示する方法は、JIS(B0031)「製図−面の肌の図示方法」に規定されており、 機械部品、構造部材等の表面に於ける、表面粗さ、除去加工の要否、筋目方向、表面うねり等を指示する様にしていますが、 対象面の加工方法、筋目方向、及び、表面うねり等については、機能上特に必要がある場合に、指示する事を定めています。

問題18. JISでは、表面粗さを表す方法として、算術平均粗さ(Ra)、最大高さ(Ry)、十点平均粗さ(Rz)を規定している。
[解答]
[解説] 表面粗さ(算術平均粗さ、最大高さ、十点平均粗さ)を指示する方法は、JIS(B0601)「表面粗さ−定義及び表示」に規定されています。 算術平均粗さ(Ra)は、粗さ曲線から、その平均線の方向に、基準長さだけ抜き取り、この抜き取り部分の平均線の方向にX軸を取り、 縦倍率の方向にY軸を取り、粗さ曲線を y=f(x) で表した時に、次の式によって求められる値をマイクロメ−トル(μm)で表したものをいいます。


最大高さ(Ry)は、粗さ曲線からその平均線の方向に、基準長さだけ抜き取り、 この抜き取り部分の山頂線と各底線との間隔を、粗さ曲線の縦倍率の方向に測定し、 この値をマイクロメ−トル(μm)で表したものをいいます。 但し、測定時に傷と見なされる並はずれて高い山や谷は、除外します。


十点平均粗さ(Rz)は、粗さ曲線からその平均線の方向に、基準長さだけ抜き取り、 この抜き取り部分の平均線から、縦倍率の方向に測定した、最も高い山頂から5番目までの、 山頂の標高(Yp)の絶対値の平均値と、最も低い谷底から5番目までの、谷底の標高(Yv)の絶対値の平均線との和を求め、 この値をマイクロメ−トル(μm)で表したものをいいます。



問題19. JISでは、粗さを測定する基準面の長さを、0.08、0.25、0.8、2.5、8、25の6種類に定めている。
[解答]
[解説] 粗さを求める場合の基準長さは、JIS(B0601)「表面粗さ−定義及び表示」に規定されており、 0.08、0.25、0.8、2.5、8、25(mm)の6種類の中から選んで、粗さを測定します。

問題20. JISでは、算術平均粗さ(Ra)を指示する場合には、下図の様に図示し、上限を上に、下限を下に付記する。
       
[解答]
[解説] 表面粗さを指示する方法は、JIS(B0031)「製図−面の肌の図示方法」に規定されており、 次表に示す、JIS(B0601)「表面粗さ−定義及び表示」に規定されている Ra の標準数列の中から選んで指示します。 表面粗さは、なるべく国際的に広く採用されている、算術平均粗さを用い、表より選択し、面の指示記号の上側、或いは、下側に記入します。 記入する場合には、粗さの種類を示す添え字(a)は記入せず、上限を上に下限を下にして、数字のみを記入します。

◆Ra の標準数列(単位mm)
0.008
0.010
0.012
0.016
0.020
0.025
0.032
0.040
0.050
0.063
0.080
0.100


0.125
0.160
0.20
0.25
0.32
0.40
0.50
0.63
0.80
1.00


1.25
1.60
2.0
2.5
3.2
4.0
5.0
6.3
8.0
10.0


12.5
16.0
20
25
32
40
50
63
80
100


125
160
200
250
320
400
備考 太文字で示す公比2の数列を使用することが望ましい

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