― 解答・解説 ―    A群(真偽法)
【問題01〜05】 【問題06〜10】 【問題11〜15】 【問題16〜20】 【問題21〜25】
 ― 解答・解説 ―    B群(多肢択一法)
【問題01〜05】 【問題06〜10】 【問題11〜15】 【問題16〜20】 【問題21〜25】

【B群 問題11〜15】

問題11. 下図は、日本工業規格(JIS)による面の肌を指示する記号であるが、正しいものはどれか。

イ.除去加工の要否を問わない事を指示する記号である。
ロ.基準面Aに対する平行度が 0.2mmであることを表す記号である。
ハ.基準面Aに対する平面度が 0.2mmであるとを表す記号である。
ニ.基準面Aに対する傾斜度が 0.2mmであることを表す記号である。
[解答]
[解説] 面の肌を指示する方法は、JIS(B0031)「製図−面の肌の図示方法」に規定されており、対象とする面の肌を指示する記号(面の指示記号)を用いて行います。 面の肌を指示する記号は、図に示す様に、60゜に開いた長さの異なる折れ線とし、指示する対称面を表す線に、実体に向って接して描きます。 又、この記号は、面の肌の除去加工の要否を問わない事を指示する時に用います。 この他に、面の肌の除去加工を要する面の指示記号と面の肌の除去加工を許さない、面の指示記号があります。

除去加工を要する面の指示記号


除去加工を許さない面の指示記号

問題12. 下図は、日本工業規格(JIS)による面の肌を指示する記号であるが、正しいものはどれか。

イ.除去加工の要否を問わない事を指示する記号である。
ロ.除去加工を要する事を指示する記号である。
ハ.除去加工を許さない事を指示する記号である。
ニ.除去加工を2工程で行う事を指示する記号である。
[解答]
[解説] 図の様に、面の指示記号の短い方の脚の端に、横線を附加して表記した記号で、面の肌の除去加工を要する事を指示する記号です。 面の肌の加工方法を指示する場合には、この記号の長い方の脚に横線を附加し、この線の上に加工方法を指示し、Raの値、 カットオフ値・評価長さ、標準長さ・評価長さ、筋目方向の記号、Ra 以外のパラメ−タ、表面うねりを指示する場合には、 次に示す図の位置に配置して表します。但し、a又はf以外は必要に応じて記入する様にします。

 a: Ra の値
 b: 加工方法
 c: カットオフ値・評価長さ
 c´: 標準長さ・評価長さ
 f: Ra 以外のパラメ−タ(tpの時には、パラメ−タ/切断レベル)
 g: 表面うねり(JIS B0610による)

問題13. 下図は、日本工業規格(JIS)による面の肌を指示する記号であるが、正しいものはどれか。

イ.除去加工の要否を問わない事を指示する記号である。
ロ.除去加工を要する事を指示する記号である。
ハ.除去加工を許さない事を指示する記号である。
ニ.除去加工を2工程で行う事を指示する記号である。
[解答]
[解説] 図の様に、面の肌の指示記号に内接する円を付加して、表記した記号は、面の肌の除去加工を許さない事を指示する記号です。 この記号は、ある製作図に於ける工程図に於いて、既に、加工、又は、他の方法で得られている、 前加工の状態(鋳物、鍛造、成形等)をそのまま残すことだけを指示する場合にも用います。

問題14. 下図に示す面の肌を指示する記号の数字 6.3 の意味で正しいものはどれか。

イ.機械加工で送りを一回転当たり 6.3μmにして、仕上げることを示したたものである。
ロ.機械加工で除去加工した場合に、表面粗さの算術平均粗さが6.3μmとなるように示したものである。
ハ.機械加工で除去加工した場合に、表面粗さの最大高さが6.3μmとなるように示したものである。
ニ.機械加工で除去加工した場合に、表面粗さの十点平均粗さが6.3μmとなるように示したものである。
[解答]
[解説] 図に示す面の指示記号は、面の肌の除去加工を要する事を指示する記号で、 図の三角形の底辺部分の位置に、記入される数値は、Ra 算術平均粗さを表します。

問題15. 下図は、日本工業規格(JIS)による面の肌を指示する記号であるが、正しいものはどれか。

イ.加工による刃物の筋目が多方向に交差、又は、無方向になるように指示したものである。
ロ.加工による刃物の筋目の方向が記入した図の投影面に斜めで2方向に交差するように指示したものである。
ハ.加工による刃物の筋目の方向が記号を記入した図の投影面に平行になるように指示したものである。
ニ.加工による刃物の筋目の方向が記号を記入した図の投影面に直角になるように指示したものである。
[解答]
[解説] この記号は、面の除去加工を要する記号で、図の三角形の右下位置部分に記入される記号は、加工による刃物の筋目方向を指示します。 筋目方向を指示する記号には、次表に示す様なものがあります。

◆筋目方向の記号
これで判る様に、図に示す筋目方向の記号は、刃物の筋目が図の投影面に対し直角になる様に指示したものです。

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