― 解答・解説 ―    A群(真偽法)
【問題01〜05】 【問題06〜10】 【問題11〜15】 【問題16〜20】 【問題21〜25】
 ― 解答・解説 ―    B群(多肢択一法)
【問題01〜05】 【問題06〜10】 【問題11〜15】 【問題16〜20】 【問題21〜25】

【B群 問題16〜20】

問題16. 下図は、日本工業規格(JIS)による面の肌を指示する記号であるが、正しいものはどれか。

イ.加工による刃物の筋目が多方向に交差、又は、無方向になるように指示したものである。
ロ.加工による刃物の筋目の方向が記入した図の投影面に斜めで2方向に交差するように指示したものである。
ハ.加工による刃物の筋目の方向が記号を記入した図の投影面に平行になるように指示したものである。
ニ.加工による刃物の筋目の方向が記号を記入した図の投影面に直角になるように指示したものである。
[解答]
[解説] この記号は、面の除去加工を要する記号で、加工による刃物の筋目方向が、加工指示された図面の投影図に対し、平行になる様に指示したものです。

問題17. 下図は、日本工業規格(JIS)による面の肌を指示する記号であるが、正しいものはどれか。

イ.加工による刃物の筋目が多方向に交差、又は、無方向になるように指示したものである。
ロ.加工による刃物の筋目の方向が記入した図の投影面に斜めで2方向に交差するように指示したものである。
ハ.加工による刃物の筋目の方向が記号を記入した図の投影面に平行になるように指示したものである。
ニ.加工による刃物の筋目の方向が記号を記入した図の投影面に直角になるように指示したものである。
[解答]
[解説] この記号は、面の除去加工を要する記号で、加工による刃物の筋目方向が、加工指示された図面の投影図に対し、斜めで、2方向に交差する様に指示したものです。

問題18. JISによる加工方法を表す記号で、誤っているものはどれか。

イ.左図の記号は旋盤加工を表す記号である。
ロ.左図の記号はフライス加工を表す記号である。
ハ.左図の記号は研削加工を表す記号である。
ニ.左図の記号は穴明け加工を表す記号である。
[解答]
[解説] 図に示す記号は、除去加工を要する記号で、記号の横線の上部位置に表記される記号は、加工方法を指示する記号です。 加工方法の記号は、JIS(B0122)「加工方法記号」に規定されています。
イ.の加工方法の記号は、スピニング加工(絞り加工)を指示しています。
ロ.の加工方法の記号は、フライス削りを指示しています。
ハ.の加工方法の記号は、研削を指示しています。
ニ.の加工方法の記号は、穴あけ(きりもみ)を指示しています。
次に、一般の図面に表示される事が多いと思われる、加工方法の記号について記載します。

1.鋳造 C(Casting)

加工方法記 号参 考
 砂型鋳造CS Sand Mold Casting
 金型鋳造CM Metal Mold Casting
 精密鋳造CP Precision Casting
 ダイカストCD Die Casting

2.塑性加工 P(Plastic Working)
  (この記号は、単独に用いる場合のほかは原則として省略する)

 (1)鍛造 F(Forging)

加工方法記 号参 考
 自由鍛造FF Free Forging
 型鍛造FD Dies Forging

 (2)プレス加工 P(Press Working (of Sheet Metal))

加工方法記 号参 考
 せん断(切断)PS Shearing
 プレス抜きPP Punching
 曲げPB Bending
 プレス絞り(絞り)PD Drawing
 フォーミングPF Forming
 スタンピング(圧縮成形)PC Stamping(Forming by Compression)

 (3)スピニング S(Spinning)
 (4)転造 RL(Rolling)
 (5)圧延 R(Rolling)
 (6)押出し E(Extruding)
 (7)引抜き D(Drawing on Drawbench)

3.機械加工 M(Machining)
  (この記号は、単独に用いる場合のほかは原則として省略する)

 (1)切削 C(Cutting)

加工方法記 号参 考
 旋削 Turning(Lathc Turning)
 穴あけ(きりもみ) Drilling
 中ぐり Boring
 フライス削り Milling
 平削り Planing
 形削りSH Shaping
 立削りSL Slotting
 ブローチ削りBR Broaching
 のこ引きSW Sawing
 歯切りTC Gear Cutting(Toothed Wheel Cutting)

 (2)研磨 G(Grinding)
 (3)特殊加工 SP(Special Processing)

加工方法記 号参 考
 放電加工SPED Electric Discharge Machining
 電解研削SPEG Electrolytic Grinding

4.手仕上げ F(Finishing(Hand))

加工方法記 号参 考
 はつりFCH Chipping
 研磨布紙仕上げFCA Electrolytic Grinding
 やすり仕上げFF Filingg
 ラップ仕上げFL Lapping
 つや出しFP Polishing
 リーマ仕上げFR Reaming
 きさげ仕上げFS Scraping
 ブラッシ仕上げFB Brushing

5. 溶接 W(Welding)

6.熱処理 H(Heat Treatment)

加工方法記 号参 考
 焼ならしHNR Normalizing
 焼なましHA Annealing
 焼入れHQ Quenching
 焼もどしHT Tempering
 浸炭HC Carburizing
 窒化HNT Nitriding

7.表面処理 S(Surface Treatment)

加工方法記 号参 考
 洗浄SC Cleaning
 研磨SP Polishing
 塗装SPA Painting
 めっきSPL Plating

8.組付け A(Assembly)

9.その他 Z

加工方法記 号参 考
 ひずみ取りZS Straightening
 枯らしZA Ageing

問題19. 下図に示す記号で、スポット溶接(点溶接)の記号はどれか。

[解答]
[解説] 溶接加工を指示する記号は、JIS(Z3021)「溶接記号」に、規定されています。( A群 問題22 参照 ) これで判るように、ロ.の記号は、スポット溶接、プロジェクション溶接。 ハ.の記号は、シ−ム溶接。ニ.の記号は、矢印側のプラグ溶接、或いは、矢印側のスロット溶接を指示する記号です。 尚、イ.の記号は、使用されていません。

記載例1 スポット溶接

記載例5  スロット溶接、プラグ溶接


問題20. 下図に示す溶接記号による溶接加工で、正しいものはどれか。

イ.矢印の向こう側の面に、平らな電極を用いて、2箇所ピッチ75mmにて、スポット溶接を行う。
ロ.矢印側の面に、平らな電極を用いて、2 箇所、ピッチ75mmにて、スポット溶接を行う。
ハ.平らな電極の方向は関係なく、2 箇所、ピッチ75mmにて、スポット溶接を行う。
ニ.2mmの脚長で、75mmの長さで、シ−ム溶接を行う。
[解答]
[解説] 溶接加工を指示する記号は、JIS(Z3021)「溶接記号」に、規定されており、その中に、基本記号と補助記号が定められてあります。 図に示す溶接記号は、スポット溶接の記号で、基線の上側に指示がありますので、矢印の向こう側(反対側)からスポット溶接を行います。 この指示の( )内の数字は、スポット溶接の個数(2カ所)、その後に続く数字は、ピッチ(75mm)です。 又、スポット溶接記号の下側に、溶接補助記号_の記号があるので、矢印側(手前側)に、スポット溶接機の平らな電極側が、当たる様に指示しています。

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